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MIND、製造現場向けの現状把握・リスク分析を行う「OTセキュリティーアセスメントサービス」を提供

 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(以下、MIND)は27日、インダストリアルIoTネットワークセキュリティサービス「CyberMinder IoT」のメニューを拡充し、製造現場の現状把握・セキュリティリスク分析を目的とした「OTセキュリティーアセスメントサービス」を9月30日に提供開始すると発表した。

 サービスでは、顧客の要望に応じて簡易アセスメントと詳細アセスメントを選択できる。簡易アセスメントは、サイバーセキュリティ対策ガイドラインに基づいたチェックリストに回答するだけの簡単な手順で、これにより、短時間で製造現場全体のセキュリティ対策状況を評価できる。

 詳細アセスメントでは、IPAのガイドラインに基づいた「事業被害ベースのリスク分析」により、評価を実施する。現場の機器・ネットワークの見える化・セキュリティリスクの把握や対策立案まで行える。

 サービスは、三菱電機株式会社の製造ノウハウと、セキュリティシステムの構築・運用を長年提供してきたMINDのITセキュリティのノウハウを活用することで、製造現場に潜む脆弱性やセキュリティリスクを洗い出す。

 CyberMinder IoTは、アセスメントサービスに加え、境界分離、通信の見える化、端末制御、持ち込み媒体対策など、複数のセキュリティー対策をワンストップで提供し、さらに、20年近くの実績を持つSOCが24時間365日体制で運用監視する。また、「サイバーフュージョンセンター(CFC)」では、セキュリティアナリストが顧客のセキュリティライフサイクル全般をサポートする。これらのサービスにより、顧客の製造現場におけるセキュリティ対策を包括的に支援する。

 サービスの価格は個別見積もり。

CyberMinder IoTサービス全体図