MIND、各企業の環境に応じたSASEの導入・運用をトータルで支援する「マネージドSASEサービス」

　三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社（以下、MIND）は、SASE（Secure Access Service Edge）の移行プラン策定から実装・運用までをワンストップで提供するサービスとして、「マネージドSASEサービス」を10月1日から販売開始すると発表した。

　マネージドSASEサービスは、SASEの移行プラン策定から実装、運用までの各フェーズをMINDがワンストップで提供するもの。すべての通信が、SASEで提供されるクラウドプラットフォームを経由することで、どこからアクセスしても統一されたセキュリティポリシーが適用され、高度なセキュリティ機能を利用できるため、安全なハイブリッドワークを実現するという。

　さらに、これまでアクセス元に応じて設計・運用していたセキュリティ機能・機器がクラウドに集約されることで、セキュリティ機器の管理や運用の負担が軽減し、トータルコストを削減可能としている。

　またSASEの導入にあたっては、各企業の環境に応じたクラウド製品の組み合わせや移行ステップを考える必要があるが、MINDでは、ITインフラを長年手掛けてきた導入実績をもとに、SASE導入やITインフラの設計・構築にとどまらず、その後の運用保守までをワンストップで提供。現状の見える化や将来構想の策定、中期的なロードマップ作成などにより、各企業に最適な導入を実現するとした。

　加えて運用についても、MINDのセキュリティ専任スタッフが24時間365日体制で企業のネットワークを見守るととともに、昼夜問わず発生するセキュリティインシデントに対し迅速な対応を行い、セキュリティの維持・向上に貢献するとのこと。

　なお発表時点で利用可能なSASE製品は、Palo Alto Networksの「Prisma Access」である。