MIND、実践型セキュリティ訓練・教育を継続して行う新サービスを提供

　三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社（以下、MIND）は26日、AironWorks株式会社とパートナー契約を締結し、同社のプラットフォームを活用して標的型攻撃対策の訓練・教育を行うサービス「標的型攻撃対策訓練・教育サービス」を販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。

　「標的型攻撃対策訓練・教育サービス」は、AIを活用した継続的な実践型セキュリティ訓練・教育を行うサービス。年間を通じて「企画」「訓練」「教育」「評価分析」のサイクルを継続的に実施することで、企業のセキュリティリテラシーを向上させ、よりセキュアな組織作りに貢献するという。

　実際の訓練にあたっては、AIを活用し、最新のセキュリティ情勢や企業の業種、部署・役職等を考慮して最適化された、リアリティのある訓練コンテンツを生成するほか、訓練後の教育コンテンツも、訓練結果に応じてAIが最適化するため、巧妙化する攻撃の手口への理解を深め、サイバー攻撃からのリスクを軽減できるとのこと。

　さらに、訓練・教育コンテンツの作成や配信、結果の集計やレポート化を利用企業に代わって実施することで、訓練・教育に関する企業側の負担を削減。加えて、訓練・教育の結果に応じ、次回以降の訓練に向けた企画を行い、企業ごとに個別最適化された訓練・教育を継続して実施できるとしている。