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freee、小口現金の管理を支援するクラウドサービス「freee支出管理 小口現金」を提供

従業員・拠点担当者・本社経理間のコミュニケーション負荷を削減

 フリー株式会社(以下、freee)は10日、クラウド型会計システム「freee会計」と連携し、経費精算業務における小口現金管理の効率化を支援するクラウドサービス「freee支出管理 小口現金」を提供開始したと発表した。

 小口現金とは、少額の経費処理に用いるために社内に置いておく現金のこと。今回提供される「freee支出管理 小口現金」は、店舗などにおいて、こうした小口現金を管理するためのサービスである。

 具体的には、従業員が領収書を撮影するだけでAIが自動的に現金出納帳を作成し、「freee支出管理 小口現金」に登録された取引情報がリアルタイムでfreee会計に連携されるため、本社の経理担当者もすぐに状況を確認できるという。

 freeeでは、このサービスを利用することによって、従業員からの領収証の回収がスムーズとなり、現金出納帳の自動作成やfreee会計への自動連携が行われることから、従業員・拠点担当者・本社経理間のコミュニケーション負荷を軽減するとともに、月次決算の早期化が実現すると、そのメリットを説明している。

 なお「freee支出管理 小口現金」は、freee会計、もしくはfreee支出管理(経費精算Plusプラン、Fullプラン)、freee経理の利用者向けサービスとなり、利用にあっては別途契約が必要になる。