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フォーティネット、ユニファイドSASEソリューションにSovereign SASEと生成AIの新機能を追加

 米Fortinetは現地時間8月27日、同社のユニファイドSASEソリューションに、Sovereign SASEと生成AIの機能が追加されたと発表した。

 フォーティネットのユニファイドSASEは、単一のコンソールにフォーティネットのセキュアSD-WANソリューションと、クラウドで提供されるセキュリティサービスエッジ(SSE)を統合し、シームレスな管理、可視性、セキュリティを実現する。

 新しいフォーティネットのSovereign SASEは、インスペクションやログをローカルで制御できる包括的なデリバリーオプションを提供する。これにより、堅固なデータプライバシーとコンプライアンスが確保され、大企業やサービスプロバイダーのセキュリティと柔軟性が強化されるとしている。

 フォーティネットのSovereign SASEでは、データのルーティング方法を決定し、セキュリティインスペクションの実施場所としてフォーティネット、パートナー、または顧客のデータセンターを指定する一方、フォーティネットの機能豊富なセキュリティスタックによってトラフィックを確実に保護できる。

 また、フォーティネットの生成AIアシスタントであるFortiAIは、フォーティネットのセキュアSD-WANでの利用が可能になり、SD-WANインフラ全体の管理とオーケストレーションに対応する。こうした統合により、視覚化や設定の支援、コンサルティング、トラブルシューティングなど、計画から運用までの業務が迅速化・改善され、これまで以上に素早く効率的にSD-WANソリューションを導入し、管理できるとしている。