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PwCコンサルティングがリーナーと協業、調達・購買業務のスキル継承と高度化を目指す「Rapid sourcing transformation」の取り組みを開始

 PwCコンサルティング合同会社と、調達・購買部門向けクラウドサービス「リーナー」を提供する株式会社Leaner Technologies(以下、リーナー)は2日、協業を開始すると発表した。協業により、短期間で調達業務のスキル継承を進め、効果を創出することを目的とした「Rapid sourcing transformation」への取り組みを進める。

 PwCコンサルティングとリーナーでは、企業における調達・購買DXは、オンプレミスなど選択肢が限られていることや、検討開始から利用までの時間が長いこと、投資金額が大きくなることなどから、重要度の高い領域であるにも関わらず、変革が進んでいない領域だと指摘する。

 こうした課題を解決するため、PwCコンサルティングの全社DX、調達・購買改革における支援ノウハウや、業界知見・実行支援体制と、リーナーのソリューション(リーナー見積もり)・カスタマーサクセスを融合することで、従来に比べて圧倒的なスピード感での、見積もり領域のDXを実現すると説明。今回の協業により、調達戦略の立案から、業務効率化、戦略的業務へのシフトまで、包括的に支援が可能になるとしている。

 Rapid sourcing transformationでは、ベテラン人材の引退時期はそのタイミングに予断を許さないことから、限られた時間でスキル継承を進めることが、事業継続と成長の観点から極めて重要だと説明。短期間でベテラン人材の頭の中に蓄積されているスキルを掘り起こし、若手人材が獲得できるよう体系化した上で、スキル継承を進め、効果を創出するための支援を行う。

 調達業務の高度化支援では、中長期的な事業展開に向けたリソースプランニングや、優秀な人材の獲得と維持を支援する。

スキル継承の実施ステップ