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NEC、「Copilot in Windows」に対応するビジネス・教育向けノートPC「VersaPro」の新製品を発表

 日本電気株式会社(以下、NEC)は28日、CPU強化などの基本性能・機能向上に加え、AI活用を促進する「Copilotキー」や、メンテナンスの手間を軽減する「ハードウェアスキャン機能」などの搭載により利便性を向上した、ビジネス・教育向けノートパソコン「VersaPro」シリーズの新製品11タイプ30モデルを販売開始した。

 新製品では、全タイプで新バージョンのWindows 11 ver 24H2を搭載し、チャット型AIアシスタント「Copilot in Windows」を利用できる。さらに、9タイプのキーボードに、Copilot in Windowsをワンタッチで起動できるCopilotキーを新たに装備し、メールの下書きや議事録作成といった業務などでAI活用を促進し、タスクの効率化や生産性向上を支援する。

モバイルノートPC「VersaPro タイプVM」
ビジネスノートPC「VersaPro タイプVE」

 14型液晶搭載のモバイルノートPC(タイプVM)と、15.6型液晶搭載ビジネスノートPC(タイプVE、VF)では、インテル第13世代CPUを採用し、基本性能を強化。タイプVGを除く10タイプでは、CPU、メモリ、バッテリーなどの主要な部品に対して、問題がないかを診断して、利用者のメンテナンスの手間を軽減するハードウェアスキャン機能を新たに搭載した。

 また、10タイプ(教育機関向けPC VersaPro E タイプVRを除く)では、Microsoft Office Home & Business 2024の選択肢も追加した。これらにより、システム管理者を含めたPC利用者の業務効率化に貢献する。

 製品の希望小売価格(税別)は、モバイルノートPCの「VersaPro UltraLite タイプVG」が45万円から、「VersaPro UltraLite タイプVN」が34万5000円から、「VersaPro UltraLite タイプVC」が33万1000円から、「VersaPro タイプVM」が29万2500円から。タブレットPCの「VersaPro タイプVS」が29万2600円から。

 ビジネスノートPCの「VersaPro タイプVD」が34万4000円から、「VersaPro タイプVX」が30万8000円から、「VersaPro タイプVW」が29万6000円から、「VersaPro タイプVE」が28万9000円から。ビジネスノートPC SOHO・中小企業向けの「VersaPro タイプVF」と、教育機関向けPC「VersaPro E タイプVR」はオープン。