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クニエ、CXの新規設計や改善を検討するB2B企業向けのコンサルサービス「CX4.0診断サービス」

 株式会社クニエは26日、既存事業におけるカスタマーエクスペリエンス(顧客体験、以下、CX)の再設計や、新規事業におけるCX設計を検討するB2B企業に向け、競争力のあるCX設計や制度設計を支援する「CX4.0診断サービス」を提供開始すると発表した。

 「CX4.0診断サービス」は、「事業のCXを設計・改善したい」「適切な指標・評価制度を設計したい」といったニーズを持つ企業に対し、クニエのコンサルタントが「CX問診ツール」を用いて、診断およびフィット・ギャップ分析を行い、CX改善のポイントや今後の具体的アクションを整理するコンサルティングサービス。

 同サービスで利用される「CX問診ツール」は、クニエの新規事業開発やCXKPI指標設計のコンサルティング経験を踏まえて独自に開発したツールで、5つの評価項目・計70問で構成されているという。

 具体的な評価項目としては、以下の5つから構成される。

・顧客理解(顧客のニーズ・課題を踏まえたサービス・製品になっているかを確認)
・CXドライバー(顧客理解に根差したCXドライバーが定義されているかを確認)
・CX調査・分析(顧客の評価に関する情報収集とデータ分析の仕組みを確認)
・CX評価制度(CXKPIの設定と組織内の評価制度を確認)
・クローズドループ(CX評価結果の報告、フィードバック、改善のサイクルを確認)

 このように、CXドライバーの設計からCXKPI、評価制度、クローズドループの構築に必要な事項を網羅しているため、顧客のニーズ課題に根差したCXを設計・改善可能とのこと。

 価格は45万円(税別)、期間は約1.5カ月(週1回の問診ペースの場合)。

 なおクニエでは、サービス利用のメリットとして、「自社の事業、取り扱う製品やサービスのCX改善のポイントが明確になる」「定型的なカスタマージャーニーを描けないB2BサービスにおけるCXドライバー設計方針が明確になる」「新規事業企画におけるCX構築、評価制度に必要な項目を網羅的・体系的に把握できる」といった例を挙げている。