店舗を展開する企業向けに特化したChatGPTサービス「exaBase 生成AI for 店舗」を9月より提供開始

　株式会社Exa Enterprise AIは、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」を店舗向けに特化させた「exaBase 生成AI for 店舗」を、9月より提供開始すると発表した。

　「exaBase 生成AI」は、企業がChatGPTを利用する上で課題となるセキュリティリスクを低減し、低コストで企業向けChatGPTを利用できるSaaS型サービス。チャット内容がOpenAI社の学習データとして利用されることを遮断するとともに、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service 東日本リージョン」の利用により、すべてのデータ処理を日本国内で完結しているため、安全な利用環境を確保しているという。

　今回提供する「exaBase 生成AI for 店舗」は、この「exaBase 生成AI」を、小売業などの店舗を展開する企業向けに特化させたもので、マニュアルの内容の確認、クレームへの対応、外国人来店客への多言語対応など、店舗業務の改善に直結する具体的なプロンプトを提供するため、すぐに利用開始できるという。

　またAIモデルについては、日本マイクロソフトとの連携により、高性能なGPT-4oの提供が可能となっており、忙しい現場でも生産性向上に寄与できるとしている。

　なおプロンプトについては、利用企業からのフィードバックをもとにラインアップを拡張し、有料にて提供する予定とのこと。