ニュース

KDDI、新オフィスのコンセプト策定から運用までを一括で支援する新サービス

 KDDI株式会社は22日、新オフィスのコンセプト策定から運用までを一括して支援する「ファシリティソリューション」を、9月1日から提供開始すると発表した。

 KDDIではこれまで、オフィスのLAN工事などの電気通信工事を提供してきたが、今回提供するファシリティソリューションでは、工事に限らず、課題のヒアリング、新オフィスのコンセプト策定、什器の仕様確定から、レイアウト変更の対応など、オフィス運用開始後のサポートまでを一気通貫に提供する。これにより、オフィス構築時の運送業者・設計業者・工事業者など個々の業者への依頼が不要となり、スケジュールやコストの一元管理が可能になるという。

 同時に、新オフィスにおけるICTインフラの整備についても対応できるとしており、設計初期段階で、テレワーク/出社の割合や社内外での働き方を詳細にヒアリングすることにより、ネットワーク環境の整備やクラウド化、十分な数のリモート会議専用ブースの設置などによる、最適なオフィス構築が可能になると、そのメリットをアピールしている。

 同社ではICTインフラ整備の一例として、テレワークやフリーアドレスを可能とする「マネージド ゼロトラスト」、離れた場所ともリアルに近い会議が開催可能な「空間自在コネクター」、CO2を可視化する「KDDI IoTクラウド Standard 換気促進パッケージ」などを挙げている。