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弁護士ドットコムとNECが自治体の文書管理支援で協業、文書管理から契約締結までのデジタル化をサポート

 弁護士ドットコム株式会社と日本電気株式会社(以下、NEC)は22日、自治体向け文書管理支援において協業開始したと発表した。弁護士ドットコム株式会社のクラウド型契約管理サービス「クラウドサイン」と、NECの「GPRIME(ジープライム)文書管理」が10月より連携開始するという。

 クラウドサインは、契約の締結から管理、AIによるレビューまでを一貫してデジタル上で完結できる契約管理サービス。電子署名法に準拠した電子署名とタイムスタンプによって円滑かつ安全な契約締結を行えるほか、マイナンバーカード署名機能も提供されている。

 一方のGPRIME文書管理は、起案・保管から決裁までの電子運用が可能な文書管理ソリューション。自治体における文書のライフサイクルに沿って必要な機能をすべて提供でき、優れた操作性、公文書の適切な管理を促進する仕組みにより、行政事務の効率化に寄与するとした。

 今回の両製品・サービスの連携により、起案から作成、決裁、契約、保存管理など、契約に必要な作業を一括で電子化し、契約事務の業務運用全体をデジタル化するとともに、エンドユーザーまで一気通貫でデジタル公文書を提供することが可能になったという。

 なお、このデジタル化によって自治体は、印紙代・紙代・郵送代といったコストの削減、郵送時間・手続き時間・管理時間といった時間の削減、保管場所の削減が可能になるとのこと。また、契約書の自動保存による適切な管理と、管理負荷の軽減、リアルタイムな情報共有や迅速な対応なども実現されるとしている。

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