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LayerXの法人カード「バクラクビジネスカード」、決済先の限定機能で複数の取引先を設定可能に

設定可能な取引先も70サービス以上に拡充

 株式会社LayerXは19日、法人カード「バクラクビジネスカード」の「決済先限定機能」を強化したと発表した。決済可能な取引先を複数設定できるようにするとともに、設定可能な取引先を70以上に増加させたという。

 バクラクビジネスカードは、会社の規模に関わらず発行できる法人カード。特徴の1つとして、Facebook広告用やAmazon購入用など、決済可能な取引先をカードごとに制限することで、不正利用や意図しない決済を防止できる決済先限定機能を提供してきた。

 しかし、従来の同機能ではカードごとに1つの取引先しか設定できず、複数の取引先を指定して利用したいという要望に対応できないほか、カードに設定可能な取引先が20サービス以下に限定されてしまっていたとのこと。

 そこで今回は、この決済先限定機能を強化し、1枚のカードで複数の取引先を指定可能にした。このため、複数の広告媒体を設定して広告用のカードとして従業員に配布したり、宿泊交通費系の加盟店を複数指定し、出張時に従業員に配布したり、といったことが可能になったという。

 あわせて、決済先として設定できる取引先が70サービス以上に増加。広告(Google広告等)やクラウド(AWS等)、ソフトウェア(SmartHR、Salesforce等)系のみならず、利用者から要望の多かった宿泊・交通費(ANA、GO等)、EC・通販(ASKUL、モノタロウ等)などが追加され、より柔軟に設定できるようになったとしている。

 なお、不正利用や意図しない利用があった場合には決済失敗となり、決済失敗通知を送信するとのことだ。