ニュース

バッファローのWi-Fi 6E対応AP「WAPM-AXETR」、学校向けネットワーク管理装置「NetSHAKER W-NAC」と連携

 株式会社バッファローは7日、Wi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AXETR」が、株式会社YE DIGITAL(以下、YEデジタル)の学校向けネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」(以下、NetSHAKER)と連携したと発表した。これにより、NetSHAKER経由でWAPM-AXETRを含む無線LAN機器の一元管理が可能になるという。

 WAPM-AXETRは、2.4GHz、5GHzに加えて6GHz帯にも対応するトライバンドアクセスポイント。Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に対応し、6GHz帯では24個の新しいチャンネルが利用可能なため、より広いチャンネル設計が可能となり、混雑や干渉が少ない安定した通信を実現できるという。また、端末は最大768台の同時接続が可能で、学校教室や大学の講義室など、多くの端末を接続する環境でも利用可能とした。

 加えて、DFS(Dynamic Frequency Selection)障害回避機能を搭載しており、干渉しないチャンネルを常に監視し把握することで、レーダー波を検知した際に、瞬時に干渉しないチャンネルへとチャンネルを自動切り替えできる。

WAPM-AXETR

 一方のNetSHAKERは、学校におけるICT環境の導入・運用・管理を支援するネットワークアクセス管理装置。同製品が備える無線アクセスポイント管理機能を利用すると、各アクセスポイントの稼働状態をリアルタイムで監視し、トラブルの早期発見をサポートするほか、無線LAN設定情報の一括インポート/エクスポートに対応しており、設定情報を一括で取り扱うことによって、管理作業の効率化を実現するとのこと。

 また、各アクセスポイントに対してファームウェアの一括適用が可能で、設定作業の時間短縮が図れるとしている。