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トレンドマイクロ、生成AIサービスへのサイバー攻撃や情報漏えいを防ぐ「Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Access」

 トレンドマイクロ株式会社は1日、法人組織が利用、提供する生成AIサービスを、プロンプトインジェクションをはじめとしたサイバー攻撃から保護するとともに、自社の社員による生成AIサービスを介した情報漏えいを防ぐソリューション「Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Access」を提供開始した。

 Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Accessは、法人組織が利用、提供するプライベートな生成AIサービスに対して、誤動作を起こさせるための不正な指示を行うプロンプトインジェクションをはじめとしたサイバー攻撃から保護する。

 また、一般公開されているChatGPT(OpenAI)、Microsoft Copilot(Microsoft)、Gemini(Google)などのパブリックな生成AIサービスに対して、社員が個人情報を入力しようとした際や、ファイルをアップロードしようとした際にブロックを行い、機密情報が漏えいするリスクを防ぐ。

 加えて、パブリックな生成AIサービスの中で、自組織で利用を許可・把握していないシャドーAIサービスへのアクセス制御や、不正なURLや不適切な表現が含まれている生成AIサービスからのレスポンスをブロックするなどの機能を提供する。

Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Accessが提供する機能

 Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Accessは、「Trend Vision One - Zero Trust Secure Access」の設定から、AI Service Accessの機能を有効にすることで利用できる。利用には「Trend Vision One Credit」が必要で、必要なCredit数は、1アカウントにつき年間50Credits(1万円)。