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NSSOL、伴走型プロフェッショナルサービス「xSource」でヤマザキザックのIT戦略刷新を支援

 日鉄ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)は19日、NSSOLの伴走型プロフェッショナルサービス「xSource(クロスソース)」を活用し、ヤマザキマザック株式会社のIT戦略の刷新を支援したと発表した。

 グローバルに展開している工作機械メーカーのヤマザキマザックでは、DXをさらに推進すべく社内の情報システム部門のコアシフトを行っており、複雑なITシステム環境の現状把握や既存のIT戦略の見直しを図るため、バーチャルチームを設立して社内で議論を積み重ねてきたという。しかし、DXにつながるIT戦略は、高度な専門知識や領域をカバーする必要があり、部員の意識改革や業務モチベーション維持も不可欠なため、容易なことではなかったとのこと。

 そこで同社は、伴走型プロフェッショナルサービスのxSourceを通じて、NSSOLから新たなIT戦略の策定支援を受けた。NSSOLでは、アセット化されたxSourceのメニューから、同社の情報システム部門が求める情報を取捨選択して提供。支援を受けたヤマザキマザックでは、部員などのIT知見が補完されたことから、IT戦略策定に求められる多角的な議論を効率的に推進できたとした。

 具体的には、市場動向に加え、ヤマザキマザックの情報システム部門の現状を正確に把握するための各種手法の提示と、実際の分析支援を行ったほか、現在のIT戦略トレンドやヤマザキマザックに必要なIT戦略要素を網羅した、最適なIT戦略骨子の提案を実施している。

 さらにプロジェクト推進にあたっては、バーチャルチーム運営や各会議体の品質を高めるための効果的なファシリテーションを実践。情報システム部の部員間の横断的な会話を活性化させ、組織の一体感を醸成するとともに、xSourceメンバーとの対話により、部員のIT知見の拡大を支援したとのこと。