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ソニービズネットワークスの勤怠管理システム「AKASHI」、人事労務クラウド「SmartHR」との連携機能を強化

アプリストア「SmartHR Plus」への掲載も開始

 ソニービズネットワークス株式会社は26日、自社の勤怠管理システム「AKASHI」と、株式会社SmartHRのクラウド人事労務ソフトウェア「SmartHR」との連携を強化したと発表した。また今回の連携強化に伴い、「SmartHR」のアプリストアである「SmartHR Plus」において、AKASHIの掲載が開始されている。

 AKASHIは、出勤簿確認や実績修正、各種承認などを容易に行えるクラウド勤怠管理サービス。36協定設定、年休管理簿や労働時間の把握など、さまざまな法改正や複雑な就業ルールに対応する機能を提供しているという。

 SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などのさまざまな労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。また、蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能を備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できるとのこと。

 今回は両製品の連携が強化され、従業員情報に加えて、勤務地、雇用区分、組織情報についても取り込みが可能となった。各種情報を追記する手間が省かれることにより、二重入力やメンテナンス工数が削減されるとしている。

 また、企業管理者のみが行えた連携情報の取り込みに関しては、権限を付与された一般管理者であれば取り込みが可能となり(SmartHR上で管理している従業員情報が対象)、作業負担の軽減と、リスク分散を実現するとのこと。

 連携方法についても、SmartHR上の従業員情報をCSV形式でエクスポートし、必要な設定情報を追記した上でAKASHIにインポートすることによって、取り込み後のAKASHI上での設定を不要にしている。