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CTC、大規模なクラウド移行を支援する「ITX for MCP CTC OneCUVIC Mass Migration」を提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は26日、クラウド移行のための ITトランスフォーメーションパッケージ「ITX for MCP CTC OneCUVIC Mass Migration」を提供開始すると発表した。

 アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWSジャパン)の「ITトランスフォーメーションパッケージ(ITX)」では、TCO(総所有コスト)やCO2排出量の比較など複数のアセスメントサービスを提供している。これらを、CTCのAWS移行の支援サービスと組み合わせ、エンタープライズ企業向けに大規模なクラウド移行を支援する。CTCでは、3年間で100社以上の導入を目指す。

 CTCは、2011年からAWS移行の方針・計画の策定、実行、運用までの一貫した支援を行っている。今回、CTCはAWSジャパンが提供するTCOやCO2排出量の削減効果を試算する「クラウドエコノミクス」、クラウド移行の準備状況の現状分析と推奨アクションを提案する「マイグレーションレディネスアセスメント(MRA)」、移行対象システムを分析し、システム特性に応じた戦略的なクラウド移行パターンの推奨を行う「アプリケーションポートフォリオアセスメント(APA)」を活用して、企業の大規模なクラウド移行やハイブリッド環境への移行の支援サービスを強化した。

 ITX for MCP CTC OneCUVIC Mass Migrationは、大規模なクラウド移行における運用統合管理サービスや適切な権限管理とガイドラインの策定を行い、移行後のセキュリティとガバナンスの強化を含めトータルでサポートする。

 CTCは、1700人以上のAWS認定資格者を有しており、300社以上の移行実績で培った知見を生かして、顧客のクラウド移行を支援すると説明。ビジネスの状況に応じて柔軟にクラウドを活用したい事業部門と、セキュリティ・ガバナンスを強化しながらクラウドを運用する情報システム部門の要望に応じながら、最適なクラウド移行を提案するとしている。

 また、CTCは今後も、クラウド環境への移行や活用に関連したソリューションを拡充し、顧客のさらなるクラウドの活用やコスト削減、システムの安定稼働に貢献していき、クラウドネイティブへの対応やAI活用をサポートするサービスの提供により、顧客のさまざまなクラウド移行のニーズに対応していくとしている。

ITX for MCP CTC OneCUVIC Mass Migrationサービス概要図