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パナソニック コネクト、Core Ultraプロセッサー搭載の「TOUGHBOOK」FZ-40シリーズ新モデルを発表

 パナソニック コネクト株式会社は20日、頑丈PC「TOUGHBOOK(タフブック)」FZ-40シリーズの新モデルを、国内法人向けに7月から順次発売すると発表した。

 FZ-40の新モデルは、タフブックで初めてインテルCore Ultraプロセッサー(Core Ultra 5 135H)を搭載し、高いパフォーマンスと低消費電力を両立。従来機種と比較して約1.3倍の性能と、約1.5倍のグラフィック性能を実現しながら、約11.5時間(動画再生時)/約23時間(アイドル時)の長時間駆動を実現。オプションの2ndバッテリー使用時では、最大約23時間(動画再生時)/約46時間(アイドル時)のバッテリー駆動が可能となり、電源のない現場でも安心して作業が行える。

「TOUGHBOOK(タフブック)」FZ-40シリーズ

 独立したNPU(Neural Processing Unit)「インテルAIブースト」により、生成AIなどNPUを利用できるアプリの処理速度も向上。例えば、クラウド接続が制限されているリモート環境においても、端末内での高速な演算処理が可能となる。データ漏えいの心配をすることなく、高い安全性を確保しながら端末側でデータ分析するなど、今後さらなる加速が予想されるAIを利用した作業が実現でき、現場の生産性向上に貢献する。

 耐高温/耐低温性能は-10℃~50℃、防塵・防滴はIP66準拠、耐振動性能、米国国防総省基準であるMIL-STD-810H準拠の頑丈設計で、過酷な環境での作業に対応する。

 別売りのオプションで必要な機能を追加できるモジュラー構造を採用し、例えばID認証方法の変更により非接触ICカードリーダーを追加したいなど、機器購入後に用途が変わった場合にも対応が可能。故障時もオプションを交換できるため、本体ごと買い替える必要がなく、廃棄ロスの削減を通じた環境負荷の低減に貢献する。

 製品モデルと発売日は、標準モデルの「FZ-40EAAAXAJ」が7月から、ワイヤレスWAN(5G&LTEモデル)の「FZ-40EAAACAJ」が10月から。価格は両製品ともオープン。