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クニエ、マーケティング部門全体でコスト最適化を図るコンサルティングサービス

 株式会社クニエは18日、「マーケティング部門コスト最適化診断サービス」を提供開始した。

 マーケティング部門コスト最適化診断サービスは、マーケティング部門における「人件費」や「広告宣伝費等」に着眼し、業務構成・業務量や広告宣伝費の内訳について調査・診断を行い、対処すべき課題を整理したうえでアクションプランを提案するサービス。

 企業のマーケティング部門における業務や外注状況から非効率/非生産的な業務や、広告宣伝における投資で成果につながっていない外注コストの存在を洗い出すことで、部門コストの改善余地を明らかにし、取り組むべき重点テーマや施策とその期待効果、優先順位付け、実現ステップ案などを診断結果としてレポートする。

 マーケティング部門の業務運営においては、「属人化している」「必要なデータがない/散在している」「手作業が多い」などさまざまな理由により、コア業務への従事比率が小さくなり、ノンコア業務に忙殺されている状況が多く存在していると説明。サービスでは、ノンコア業務は自社でコントロール可能な改善項目が多いことから、ノンコア業務における人件費への影響を鑑みて、改善余地を探索する。非効率/非生産業務を削減することで、省人化あるいは増員抑制でき、その人件費分をマーケティング高度化に資するコア業務の施策に関する投資へ振り分けられるとしている。

 また、マーケティング部門コストの大きな比重を占める広告宣伝費は、広告宣伝費をただ抑制するだけでは売り上げ減少につながるリスクが想起され、改善が進みにくい領域だと説明。成果につながっていない埋没コストも存在しがちであることから、サービスではROI(費用対効果)の低い施策とその原因の特定を行い、ROIの低い施策の入れ替えなど外注内容に関する見直しや一部内製化の可能性を探索する。これにより、広告宣伝費の増加を抑制できる。

 サービスの価格は個別見積もり。クニエは、今後もマーケティング&セールス分野におけるさまざまなコンサルティングサービスを通じて、企業のトップライン向上に寄与していくとしている。

マーケティング部門コスト最適化診断サービスの全体像