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日商エレ、商社・卸売業の業務要件に対応した「GRANDIT」向けの新アドオンテンプレート

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」の商社業務向けアドオンテンプレートを刷新し、「Natic Trade Master with GRANDIT」として、10月1日より販売開始すると発表した。

 GRANDITは、コンソーシアム方式で開発されているWeb ERP製品で、経理、債権・債務、販売、調達・在庫、製造、人事・給与、資産管理、経費などのさまざまな基幹業務機能をカバーしている。また、BI(ビジネスインテリジェンス)、EC、ワークフロー等の機能も標準搭載するほか、多言語・多通貨、マルチカンパニー機能なども統合。マルチブラウザやクラウド、RPAといった最新インフラをサポートすることにより、ビジネス環境の変化にも対応するとした。

 今回、日商エレが発表したNatic Trade Master with GRANDITは、このGRANDITを商社業務に適応させるためのアドオンテンプレートで、大手総合商社である丸紅に導入したGRANDITをベースとして開発された。商社の業務要件への適合率の向上と、ERPに必要なフレキシビリティ(機能強化/メンテナンス性)の維持を両立しており、個別開発をすることなく、商社業務にフィットした標準機能を、低コストかつ短期間で導入できるという。

 テンプレートの価格は、従業員数が100名未満の企業の場合で月額80万円から。なお今後は、化学品や機械以外の業界への展開を順次進めるとしている。

商社業務アドオンテンプレートの位置付け