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日立システムズとハートコアが連携し、Webサイトの安全性向上を支援

 株式会社日立システムズとハートコア株式会社は27日、Webサイトの安全性向上を目的に連携すると発表した。これに伴い、日立システムズのWebサイト自動脆弱性診断サービス「GRED Webセキュリティ診断 Cloud」と、ハートコアのオールインワンパッケージ型CMS「HeartCore CMS」のセット販売を開始している。

 GRED Webセキュリティ診断 Cloudは、Webプラットフォームの脆弱性診断を自動で行うサービス。サイバー攻撃を受けやすいWebプラットフォームの脆弱性やサーバーの設定不備、コンテンツ管理機能の設定不備などを、日々更新される脆弱性情報に基づいて毎日自動で診断し、高いリスクが検出された場合に管理者に通知してくれるという。

 一方のHeartCore CMSは、Webサイトの管理・運用に必要な一連の機能を提供するオールインワンパッケージ型のCMSサービス。顧客の訪問履歴や趣向に合わせ、表示するコンテンツを変更するパーソナライズ機能を備えているので、外部システムとの連携実績も豊富に持つため、業種・業態を問わず、さまざまなWebサイト制作において利用できるとした。

 これらの両サービスを組み合わせて利用することで、Webサイトのプラットフォームに対して、常時アップデートされる脆弱性情報をもとにしたセキュリティ診断を行えるようになるため、公開サイトの管理・運用における脆弱性対応を迅速に実行でき、安全性が向上するとのこと。また、これまではWebサイトの運用担当者が自ら行っていたCMSの脆弱性診断を自動化でき、運用担当者のセキュリティ対策にかかる負担を低減するとしている。

 なお今回の協業では、HeartCore CMSのライセンスを新規購入する場合、GRED Webセキュリティ診断 Cloudを一定期間、無償で利用できる特典が自動付帯される。

「HeartCore CMS」と「GRED Webセキュリティ診断Cloud」を併用した場合のセキュリティ対策範囲