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オーシャンブリッジ、データ圧縮ソフト新版「NXPowerLite 10 デスクトップエディション」を提供

軽量化レベルのプロファイル追加、7-zipを使用した軽量化の解析などに対応

 株式会社オーシャンブリッジは15日、英Neuxpowerのデータ圧縮ソフトウェア「NXPowerLite デスクトップエディション」の新版、「NXPowerLite 10 デスクトップエディション」を販売開始すると発表した。軽量化レベルを3つのプロファイルから簡単に選択できるようにしたほか、Microsoft Officeファイルを対象とした、新しい軽量化オプションの追加などを行っている。

 NXPowerLiteは、画像データを含む重いMicrosoft Office、JPEG、PDFファイル等を、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に圧縮するデータ圧縮ソフトウェア。用途に合わせて、ファイルサーバーエディション、デスクトップエディション、ソフトウェア開発キット(SDK)――、といった3つのエディションで展開される。

 今回はこのうち、クライアントPC上のファイルをドラッグ&ドロップして圧縮したり、Officeやエクスプローラー、Outlookなどのメールクライアントと連携したりできる、デスクトップエディションの新版が提供された。

 今回の新版では、まず、実行時の軽量化レベルを標準で「低画質」「高画質」「バランス」の3タイプから簡単に選べるようになった。また、Microsoft Officeファイル(Office OpenXML形式のファイル)の軽量化率が不十分な場合に、画面上で7-Zipを起動して、対象ファイル内のどのコンテンツがサイズ肥大の原因になっているか確認できるようにしている。

軽量化レベルのプロファイルを追加
7-zipを使用した軽量化の解析

 さらに、Excelファイル内の実データを持たないセルの書式情報を削除する「余分なセルの書式の削除(Excel)」、Word 2007との下位互換性を確保する「Word 2007との互換性(Word)」、PowerPoint内に埋め込まれたグラフ内の実データを削除する「埋め込まれたグラフの最適化(PowerPoint、Word)」という、3つの軽量化オプションが追加された。

軽量化オプションの追加