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Oracle、OCIでRed Hat OpenShiftの一般提供を開始

 米Red Hatと米Oracleは現地時間6日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Compute仮想マシン(VM)で、Red Hat OpenShiftの一般提供を開始すると発表した。

 Oracleでは、OCIの規制コンプライアンス、パフォーマンス、コスト効果に対する顧客のニーズに最適なロケーションおよび運用モデルを使用して、Red Hat OpenShiftが実行可能になると説明。この新しいサービスは、OCIのベアメタルおよびOracle Cloud VMware Solutionのワークロードに対するRed Hat Enterprise Linuxの動作保証から始まった 、Red Hatとオラクルのコラボレーションに基づいているとしている。

 Red Hat Enterprise Linuxの動作保証と、Red Hat OpenShiftを組み合わせることで、顧客はRed HatとOracle間の、既存の透明性の高いサポート契約によりサポートされるため、OCI上でRed Hat OpenShiftワークロードを安心してインストール、移行、実行できると説明。OCI上のRed Hat OpenShiftは、Red Hat OpenShift Platform Plus、Red Hat OpenShift Container Platform、およびRed Hat OpenShift Kubernetes Engineの検証済み構成を使用した、顧客の管理によるインストールでサポートされているとしている。

 顧客は、Red Hat OpenShiftエコシステムを拡張して、Red Hatポータルから管理されるOCIへのインストールを含められるようになった。また、Red Hat OpenShift Assisted Installer、コマンドライン、エアギャップ環境でのインストールを可能にするエージェントベースなど、複数のインストール方法から選択できる。

 Oracleは、OCIストレージとRed Hat OpenShiftの統合を可能にするContainer Storage Interface(CSI)ソフトウェアと、OCIとRed Hat OpenShiftプラットフォーム間のAPI相互運用を可能にする、Cloud Control Manager(CCM)ソフトウェアを提供している。

 OCIの分散クラウドには、米国、英国、オーストラリアのOracle Government Cloudリージョン、カスタマーが管理するサイトのOCI Dedicated Region、パートナー対応のOracle Alloyリージョン、顧客のデータセンター内のCompute Cloud@Customer、Oracle EU Sovereign Cloudなどが含まれる。Red Hat OpenShift バージョン4.14および4.15は、これらの各サービスで利用可能なOCI Computeのフレキシブル仮想マシンシェイプのインストールが検証されている。

 こうした導入の柔軟性は、電気通信、金融、医療などの複雑な規制環境を持つ業界の組織や、複数の法域にわたって事業を展開する組織にとっては極めて重要だと説明。OCI Computeの柔軟な仮想マシンシェイプとOCI Block Storageの自動チューニングボリュームは、それぞれ他のハイパースケーラの半分のコンピュートと3分の1のストレージ価格でパフォーマンスを最適化するとともに、今後はベアメタルの検証も予定するとしている。