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NTTテクノクロス、スマホからでもPCと同様の業務を行えるサービス「ココナワーク」を強化

スマホの画面サイズに合わせた表示最適化機能などを追加

 NTTテクノクロス株式会社は25日、PCレスのワークスタイルを実現するクラウドサービス「ココナワーク」に、スマートフォンひとつでPCと同様の業務ができる新機能を追加し、5月8日より提供を開始すると発表した。

 ココナワークは、会社のフリーアドレス席やシェアオフィス、テレワークブースなどにおいて、スマートフォンに外部ディスプレイとキーボードを接続し、そのスマートフォンのアプリからリモートでPCやDaaS(Desktop as a Service)へ接続することで、PC作業を行えるようにするクラウドサービス。

 今回はこのココナワークの機能を強化し、スマートフォンの画面サイズに合わせた表示の最適化機能を追加した。スマートフォンの画面サイズに合わせて、タスクビューや文書などのファイルが最適なサイズで表示されるようになる。なお外部ディスプレイ接続時には、PCと同様の表示画面に自動的に切り替わるとのこと。

 また、顔認証やフリック入力に加えて、指で直感的に操作ができるマルチタッチにも対応したことで、スマートフォンならではの操作性を備えた。

 これらの機能強化により、スマートフォンだけでも業務を行いやすくなったため、移動時なども含め、屋内外で場所を問わず、PCレスでシームレスに業務が完結するワークスタイルを実現するとしている。

 なおココナワークでは、デスクトップ環境の接続先として、初期設定済みのDaaS環境とセットで提供する「ココナワーク」と、利用中のオフィスPCを活用する「ココナワーク セルフ」の2種類が用意されている。価格はいずれもオープン。