Dynabook、GIGAスクール構想対応の「Dynabook Chromebook C70」を発表

Dynabook Chromebook C70

　Dynabook株式会社は17日、ChromeOS搭載端末「Dynabook Chromebook C70」を商品化し、教育機関向けに販売すると発表した。発売は12月予定。

　Dynabook Chromebook C70は、「GIGAスクール構想」学習者用コンピューターの標準仕様に準拠し、ChromeOSとタッチパネル付き10.1型WXGA液晶を搭載する、デタッチャブルタイプの端末。タブレットを支えるスタンドがない自立型デザインで、スペースをとらず机を広く使える。キーボードドックからタブレット本体を取りはずせば、コンパクトサイズの10.1型タブレットとして使用できる。

　筐体の外周には、滑りにくく耐衝撃性に優れた熱可塑性（ねつかそせい）ポリウレタンを採用したほか、自社品質試験やアメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠したテストを実施予定で、より堅牢性を高めている。付属のペンは、キーボードドックに設けたペン収納スロットに収納することで充電も可能。

　Dynabookは、GIGAスクール構想第2期に向け、同様のコンセプトで開発したWindows OS搭載の「dynabook K70」とともに、ニーズにあった学習者用コンピューターのラインアップを用意し、教育ICTの推進を支援していくとしている。