ニュース

Dynabook、セルフ交換バッテリー機構を採用した「dynabook X83(CHANGER)」を発表

 Dynabook株式会社は18日、「セルフ交換バッテリー」機構を採用したプレミアムモバイルノートPC「dynabook X83(CHANGER)」の受注を開始した。

 dynabook X83(CHANGER)は、ユーザー自身が別のバッテリーに簡単に交換できる「セルフ交換バッテリー」機構を採用。家庭にある汎用的なドライバーで外せるネジを採用したバッテリーカバーを取り外すことで、バッテリーに簡単にアクセスでき、バッテリーが劣化・消耗した際に、簡単に別のバッテリーに交換できる。

 PC本体とバッテリーはネジ止めされており、落下などの衝撃でバッテリーが外れにくく、破損やトラブルの発生を低減する構造を実現し。合わせて、バッテリー自体も、強度や絶縁性に優れた素材で保護し、交換作業時も基板に触れることなく簡単に、安心してバッテリー交換ができる。

dynabook X83(CHANGER)

 着脱式のバッテリーの機構を搭載しながらも、高密度実装技術により、通常のモバイルノートPCと同等厚さ約17.7mm、重量約800g(目標値)の薄型・軽量ボディを実現。さらに、設計段階から行われているシミュレーションと製品テストに加え、米国国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した10項目のテストの実施を予定し、薄型・軽量のモバイルノートPCでありながら堅牢性を追求している。

 長期間の使用によるバッテリーセルの膨張を抑制する技術や、ACアダプターを使用し続けた場合など、バッテリーの劣化につながるリスクを軽減するため、自動的に充電容量をコントロールすることでバッテリー寿命の長期化を実現。さらに、日々の使用においても、安心して使えるバッテリー駆動約24時間(目標値)を目指している。また、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」を備え、モビリティ性能を高めている。

 dynabook X83の仕様は、CPUが第13世代インテルCore-iプロセッサーの選択が可能。OSはWindows 11 ProまたはWindows 10 Pro(Windows 11 Proダウングレード権行使)。ディスプレイは13.3型WUXGA液晶またはタッチパネル付きWUXGA液晶。メモリ容量は32GB/16GB。SSD容量は512GB/256GB。LTE(4G)対応ワイヤレスWANモデルも12月に発売予定。