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請求管理クラウド「MakeLeaps」、発行された帳票の閲覧・ダウンロードを行える「取引ポータル」機能を提供

 リコーグループのメイクリープス株式会社は16日、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」は、受信者(取引先)が受け取った帳票を一括して閲覧・ダウンロードできる新機能「取引ポータル」を提供開始したと発表した。

 MakeLeapsは、見積書・発注書・請求書をはじめとする各種帳票・伝票の作成や、請求書発行後の入金管理、各種書類の電子送付、郵送代行などを行えるクラウドサービス。

 同サービスにおける従来の仕様では、電子帳簿保存法にのっとった送付は、電子メールに都度ダウンロードリンクが添付される「メール送付」形式のみだったが、今回は新たに、MakeLeapsで作成した見積書や請求書などの帳票伝票を、受信者がWeb上にて一括閲覧・ダウンロードできる「取引ポータル」を提供する。

 具体的には、過去1年間に受領した書類一覧の閲覧や一括ダウンロード可能。また、請求書の支払い・支払いステータスも管理できるという。また受信者は、メールアドレスを認証するだけでポータルへのアクセスが可能になるとのことだ。

 なおメイクリープスでは、不特定のサーバーを仲介する電子メールは、第三者による改ざんや情報漏えいのリスクがあるが、ポータルでは、閲覧する時にSSLで通信データが暗号化され、かつセキュリティ対策の取れた環境に置かれるので、データを傍受されるリスクが低減するとしている。