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NTT Com、GIGAスクール構想 第2期をサポートする「GIGAスクールパック」を提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は9日、「学習者用コンピューター1人1台端末の整備・更新」に向けた「GIGAスクール構想 第2期」をサポートする「活用の先、データで学びをアップデートするGIGAスクールパック(以下、GIGAスクールパック)」の申し込み受付を開始した。

 GIGAスクールパックは、「基本パッケージ」と「応用パッケージ」の2つのパッケージで提供する。

 「基本パッケージ」は、文部科学省の方針(公立学校情報機器整備事業)の補助対象となる要素のみで構成される。3OS(Windows、ChromeOS、iPadOS)の端末、端末管理ツールに加え、端末の活用状況などが可視化されるダッシュボード機能や、児童・生徒の小さなSOSの早期発見を支援する「心の健康観察」および蓄積された教育データを通じて、児童・生徒の自分らしい学びを支援するポータル機能「AARポータル」などを提供する。

 「応用パッケージ」は、基本パッケージの提供内容に加え、各自治体の要望に応じて端末保証、バッテリー交換、フィルタリングや5G/LTE回線などを提供する。

 「心の健康観察」は、4つの選択肢から児童・生徒が自身のメンタルヘルスの状況に合う選択肢を回答し、教職員はその結果を確認することで、いじめ・不登校の早期発見を支援する。

心の健康観察 画面イメージ

 「AARポータル」(2025年春ごろサービス提供開始予定)は、児童・生徒のAnticipation(見通し)、Action(学び)、Reflection(振り返り)に関するデータが蓄積され、データを通じて、児童・生徒自身の自分らしい学びを支援するポータル機能。保護者へ個別最適(パーソナライズ)された児童・生徒の情報を提供する予定。

AARポータル イメージ