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アクセラテクノロジ、AI機能搭載のナレッジマネジメント「SolutionDesk」にオンプレミスデータ活用オプションを追加

 アクセラテクノロジ株式会社は2日、AI機能を搭載したナレッジマネジメントシステム「SolutionDesk」に、新たに「オンプレミスデータAI活用オプション」を追加し、販売を開始した。

 オンプレミスデータAI活用オプションでは、アクセラテクノロジのエンタープライズサーチ製品の機能を提供。ナレッジベースやAI機能を搭載したSolutionDeskとオプションを組み合わせてシステムを構築し、全社的なナレッジ共有と業務効率化を目指すプラットフォームを実現する。

 同オプションにより、ファイルサーバーやWeb、Notesから情報を定期的に収集し、検索エンジンにインデックス化する。収集されたテキストは自動的にSolutionDeskのナレッジベースに登録され、AIにより簡単に活用できる。

 ChatGPTの直感的なチャットインターフェイスを通じて、ユーザーはナレッジベースに簡単にアクセスできる。また、セキュアなナレッジ取り込みによる関係者外秘コンテンツの保護、精度の高いAI活用により、利用者になじみやすく安心して使える環境を提供する。さらに、ChatGPTはAPIから利用するため、問い合わせ内容が学習されることなく、セキュアに業務活用できる。

 オンプレミスデータAI活用オプションは、オンプレミス環境にインストールし、クラウド上で動作するSolutionDeskと連携させて構築する。価格(税別)は、SolutionDesk(プレミアムエディション)が月額基本料金8万円、1ユーザーIDあたり4000円。SolutionDesk用オンプレミスデータAI活用オプションが月額35万円。OpenAIのAPIに関しては、AI使い放題オプション(月額8万円)を契約するか、顧客自身でOpenAIのアカウントを登録および支払うことで利用可能。

 アクセラテクノロジは、既存のエンタープライズサーチ製品を活用している顧客を中心に、SolutionDeskおよびオンプレミスデータAI活用オプションの導入を進め、新規顧客にも展開を予定。今後3年間で200システムの導入を目指す。