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「マネーフォワード Admina」の新プランを提供、PCのライフサイクル管理をアウトソーシング可能に

 マネーフォワードi株式会社は28日、情報システム部門向け業務支援サービス「マネーフォワード Admina」において、端末の在庫管理・キッティング・棚卸しをサポートする「Device倉庫プラン」を提供開始すると発表した。

 マネーフォワード Adminaは、情報システム部門の業務を支援するサービス。SaaSのIDを一元管理するサービスとしてスタートしたが、PCやスマートフォンなどの社内のITデバイスを統合管理できる「デバイス管理機能」を2023年9月に、情報システム部門のための従業員データベースを作成できる「Universal Directory」を同年11月に追加するなど、機能の強化を行ってきた。

 今回提供される「Device倉庫プラン」は、デバイス管理機能を利用できる「Deviceプラン」の新プランで、PC管理業務をマネーフォワードiにアウトソースできるようになるという。

 マネーフォワード Adminaから端末の手配依頼をすると、製品の購入から、キッティング、マネーフォワード Adminaのデバイス台帳への登録、オフィス・従業員の自宅への配送などをマネーフォワードiが代行してくれる。また、従業員が利用している端末が故障した場合には、代替機のキッティング、故障端末の引き上げ、サポート会社への連絡代行などをするとした。

 なお、PCの保管等はマネーフォワードiの倉庫を利用する形で、情報システム部門の担当者は、マネーフォワード Adminaから在庫数などをリアルタイムで確認可能。さらに、棚卸しを支援する機能も備えており、従業員に対するアンケートの一斉送信、回答の集約、未回答者へのリマインドなどを行えるので、複数拠点を持つ企業においても、端末の棚卸しをスムーズに実施できるという。

 なお、料金は年間を通じた定額で提供され、入社に伴って管理端末台数が増える年度初めや、テレワークのメンバーへの自宅配送を行う場合も、送料が含まれた年額内で利用可能としている。