サイオステクノロジーのHAクラスターソフト「LifeKeeper for Linux」、AWS Outpostsラック環境での動作に対応

　サイオステクノロジー株式会社は19日、HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper for Linux ver.9.8.1」において、Amazon Web Services（AWS）の「AWS Outpostsラック」の製品サポートを3月26日より開始すると発表した。

　LifeKeeperは、システムの障害を監視し、稼働系に障害が生じた場合に待機系へ自動切り替えを行うことで、システムダウンタイムの時間を短縮するHAクラスターソフトウェア。Windows版とLinux版が提供されているが、今回はLinux版のLifeKeeper for Linuxにおいて新機能を提供する。

　具体的には、利用企業の自社データセンターや自社拠点にAWSのラックを設置し、オンプレミスサーバーのように利用できるAWS Outpostsラックに対応した。これにより、AWS Outpostsラック上で運用されるシステムでも、Amazon EC2上で利用するのと同様にHAクラスターを使えるようになるため、ソフトウェア障害からの速やかに自動回復が可能になるとのことだ。