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契約書レビュー支援サービス「freeeサイン 契約チェック」、契約書の原案作成をサポートする新機能を提供

 フリーサイン株式会社は5日、AIが契約書のレビューをサポートするサービス「freeeサイン 契約チェック」において、「契約ドラフト作成」機能を提供すると発表した。

 「freeeサイン 契約チェック」は、秘密保持契約書(NDA)や業務委託契約書など、さまざまな契約書類をアップロードすると、弁護士監修のAIが契約上のリスクを検知し、修正を提案するサービス。今回は同サービスにおいて、設問に回答していくだけで、取引の内容に応じた契約書のドラフトを作成できる「契約ドラフト作成」機能を追加した。

 この機能では、権利侵害・損害賠償・契約解除など、契約書に記載する項目ごとに用意された設問に答えていくと、契約書の原案を生成可能。作成された原案の文書はWord形式でダウンロードできるので、取引先に原案を送付し、内容について合意すれば契約書が完成するという。

 さらにクラウド型電子契約サービス「freeeサイン」を利用すれば、WordファイルをPDF変換する手間を省き、電子サインとして送信・締結できるとした。

 なお現時点で、書類は秘密保持契約書(NDA)・業務委託契約書に対応しており、順次対応する種類を増やしていく予定だ。

枠内の設問に答えていくと契約書の原案をAIが生成されるという