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CEC、CI/CD実行環境・運用支援ツール「Connected CI」発表 DevOpsに必要な標準ツール群をパッケージ化

 株式会社シーイーシー(以下、CEC)は27日、IoTサービスのソフトウェア企画から保守運用までをトータルサポートする「Connected Serviceシリーズ」において、DevOpsに必要な標準ツール群をパッケージ化したCI/CD実行環境・運用支援ツール「Connected CI」を提供開始すると発表した。

 Connected CIは、DevOpsに則した開発環境を短期間で構築可能なCI/CD実行環境・運用支援ツール。独自開発ツール「Connected CIデータ収集agent」とWeb UIを組み合わせることで、各ツールより収集した情報をもとに、開発チームの成熟度と開発業務の各ステージ(計画、コーディング、自動テスト、デプロイなど)の活動状況を可視化し、CALMSフレームワークに基づいたDevOpsやCI/CD開発の内製化・定着を支援するという。またWeb UIは直感的なものになっており、どの業務で問題が起きているかを把握することで、開発運用プロセスの改善を継続的にサポートできるとのこと。

 加えて、DevOps開発環境を実現するためのツール群および必要な連携(ツールチェーン)をパッケージ化して提供することで、構築期間を最短約1カ月に短縮し、導入コストも最大50%削減するとした。

 さらに、DevOpsに基づいた最低限の開発環境にて運用を開始し、その後開発プロジェクトの状況に合わせてカスタマイズするといったことも可能。Connected CIと連携できるツールや機器に制限もなく、導入企業にとって最適な環境を構築できるとしている。

 価格は個別見積もりだが、参考として、25ユーザーまでの利用の場合で年間165万円(税込)。初期費用およびカスタマイズ費用は別途見積もりとなる。