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ぷらっとホーム、小型IoTゲートウェイの新モデル「OpenBlocks IoT DX1」を提供

 ぷらっとホーム株式会社は14日、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoTシリーズ」のラインアップに、新モデル「OpenBlocks IoT DX1」を追加すると発表した。

 OpenBlocks IoT DX1は、センサーからデータを受信し、IoT特有のプロトコルをインターネットで利用できるように変換して、24時間365日クラウドにデータを送り続けるIoTゲートウェイの新製品。BLEビーコンを活用した所在管理システムをはじめ、IoT技術を基盤としたサービスにおいてさまざまな採用実績を持つ「OpenBlocks IoT BX0」の後継機として開発された。

OpenBlocks IoT DX1

 MPUには「i.MX 8M Plus QuadLite」を採用し、従来製品と比べて2倍以上に高速化されたにもかかわらず、低消費電力を実現しているのが特長という。また、現行品では最小サイズの筐体を採用したほか、Ethernetケーブルで受給電可能なPoEに対応し、さまざまな場所への設置に、柔軟に対応するとした。

 加えて、製品の堅牢性を示すMTBF値が122万時間となっており、ファンなどの可動部分をなくしたハードウェア構造による高い堅牢性は引き継がれているとのこと。

 ソフトウェア面では、OSにDebian GNU/Linux 11を搭載し、Node-REDなどのさまざまなLinuxオープンソースソフトウェアが利用可能。さらに、IoTデバイスごとの接続プログラム開発を不要にし、Webブラウザ上での設定で接続を可能とした「IoTゲートウェイソフトウェア FW5」(以下、FW5)を搭載する。クラウドやWebサーバーで使われるMQTTやREST等、多様なプロトコルをサポートしているため、主要クラウドサービスとも、Webブラウザ上に必要項目を入力するだけのノーコード接続が可能だ。

 一方で、複雑なデータ構造のIoTデバイスなど、FW5未対応の機器でも、データ変換パターンを記したLua言語のスクリプトをユーザーが追加することで、以後、ノーコードで接続できるようなカスタマイズを行えるとした。

 このほか、FTPサーバー/クライアント機能も搭載しており、CSVファイルなどのIoTデータファイルを、PLCなどのFTPサーバー機能を持つ装置からダウンロードしたり、任意のFTPサーバーへ送信したりすることが可能となっている。