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アイネット、サーバーのクローンデータを別保管するBCP/ランサムウェア対策ソリューション「Continuity Engine」を提供

 株式会社アイネットは25日、障害復旧およびデータ保護専門のグローバルソフトウェアベンダーである、米Neverfailのセキュリティサービス「Continuity Engine」の提供を開始すると発表した。

 アイネットは販売開始に伴い、Continuity Engineの国内唯一の指定販売代理店である株式会社ブロードと販売代理店契約を締結した。アイネットは、企業のBCPやサイバー攻撃などのセキュリティ対策の支援のため、Continuity Engineの提供に取り組むとしている。

 Continuity Engineは、サイバー攻撃や自然災害などによりシステム障害が生じても、ダウンタイムを限りなくゼロにすることで、ビジネスを安全に運用継続させるBCP・DR対策の高可用性クローニングソリューション。

製品の仕組み
障害発生時の動き

 対象サーバー(プライマリ、セカンダリおよびターシャリ)にContinuity Engineをインストールし、専用チャネルでリアルタイムのレプリケーションと監視を行うことで、障害・災害時にサーバーの自動切り替えを実施し、アプリケーション稼働の継続を可能とする。また、企業のネットワーク環境に応じて、高可用性+災害復旧を目的とした構成にも柔軟に対応する。

 Continuity Engineは、現在60カ国以上、1万社を超える企業で運用されており、幅広い顧客の事業継続を支援していると説明。クリティカル運用が必要なサーバーで99.999%の稼働率を達成しており、顧客の重要なデータの保護と復旧を実現、ランサムウェア感染時の即時対応を可能にするとしている。