ニュース

SBIビジネス・ソリューションズ、請求書管理クラウド「請求QUICK」に仕訳機能を追加

受け取った請求書をもとにした、会計仕訳・出金仕訳のデータ作成に対応

 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は10日、クラウド型請求書管理システム「請求QUICK」の請求書受取機能に、会計仕訳および出金仕訳機能を追加すると発表した。これにより、請求書の受取においても請求QUICKから仕訳データが作成可能となるため、会計ソフトに入力する手間を省き、スムーズな月次処理が可能になるという。なお、新機能は2月22日の提供開始が予定されている。

 請求QUICKは、Webブラウザから利用できるクラウド型請求書管理システムで、当初は請求書発行システムとして提供を開始し、その後、請求書受取機能を実装。現在は「発行」「受取」「電子保存」の3つの機能をオールインワンで提供しているという。

 その中の「受取」機能では、請求書の受取から電子保存・支払依頼書作成・承認・FBデータ作成までの各機能を提供しているが、今回はさらに、会計仕訳および出金仕訳の両機能を搭載する。これにより、受け取った請求書をAI-OCRが自動でデータ化した上で、振込データの作成のみならず、会計仕訳・出金仕訳のデータ作成まで実行可能になるとのこと。

 利用中の会計ソフトの仕訳フォーマットに対応した形で、請求QUICKから仕訳を出力できるようになるので、月次処理をさらにスムーズに行え、経理担当者の業務負荷軽減も期待可能。加えて「仕訳パターン登録」を利用すれば、属人的になりがちな仕訳業務が統一できるほか、「マッピング」機能により、複数の仕訳出力形式の管理も行えるとしている。