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フリーが「freee人事労務 健康管理」を強化、ストレスチェック後の集団分析を可能に

 フリー株式会社(freee)は9日、健康診断・ストレスチェックに関わる業務を効率化するクラウドサービス「freee人事労務 健康管理」において、ストレスチェック受検後の集団分析機能を提供開始したと発表した。これにより、事業所全体の健康状態を可視化できるようになるほか、実施が推奨されている57項目の集団分析にも対応可能としている。

 freee人事労務 健康管理は、企業の健康診断/ストレスチェックにおける対象者の抽出から回答進捗管理、電子申請までを行えるクラウドアプリケーション。このうちストレスチェックについては、受検後の集団分析の実施が推奨されているものの、結果の読み方がわからず分析結果を生かしきれないといった点が課題となっているという。

 そこで今回は、ストレスチェックの受検者数が10名以上(3名以上の場合はストレスチェック実施事務従事者による同意が必要)、かつfreee人事労務 健康管理を契約している事業所の管理者ユーザーを対象に、集団分析機能の提供を開始した。

 計算ロジックは、厚生労働省ストレスチェック実施プログラムの内容に準拠しており、全国平均と比較して、事業所の状態がどのくらい良いのか・悪いのかを一目でわかりやすく可視化できるとのこと。

 また分析結果から個人の健康状態を特定できてしまうリスクをかんがみて、10名以下の場合は集団分析結果を非表示(3~9名の場合は管理者が同意した場合のみ表示可能)としている。

ストレスチェックの結果を全国平均と比較して可視化できる