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アライドテレシス、教育機関向けのネットワーク環境調査・分析サービスを提供

問題の原因特定、対策の提案などを一貫して実施

 アライドテレシス株式会社は12日、ネットワーク環境の調査・分析を実施する「ネットワークアセスメントサービス」を、教育機関向けに提供開始したと発表した。“無線LAN通信通信が不安定”“同時接続に時間がかかる”といった、学校における課題や希望をヒアリングするとともに、内容に応じた各種診断をさまざまな方法で行い、問題の原因特定や対策の提案までを一貫して実施するとしている。

 ネットワークアセスメントサービスは、アライドテレシスが長年培ってきた数多くのノウハウをもとに、学校のネットワーク課題の解決を支援するサービス。ヒアリングシートに沿って、学校における現状のネットワーク構成や機器設定、課題の聞き取りを行ったうえで、その内容に基づいて問題の原因と思われる要素を特定し、必要な調査内容を検討するという。

 例えば通信品質に関する調査が必要な場合は、学内ネットワーク、インターネット回線、特定のWebサイトなど、通信品質とボトルネックとなっている箇所を可視化して、対策の提案などを行うとした。

 さらに、ネットワーク上の通信の詳細を調査・可視化することも可能で、通信量の多い時間帯やよく使われているアプリケーション、送信元から送信先への経路を把握することにより、ネットワークをより効率的に活用するための見直しを支援する。

 また、無線LAN環境に関する設計や運用状況の調査にも対応する。調査によって近隣からの電波干渉の有無や電波の到達エリアを把握することで、アクセスポイントの台数と設置場所が適切かを判断し、無線LAN設計の改善につなげられるとのことだ。