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freee、許認可申請支援サービスの「古物商 専門家サポートプラン」を提供 オンラインにて書類作成から申請までを完結

 freee株式会社は11日、オンラインで許認可申請に必要な書類を作成できるサービス「freee許認可」において、東京23区の事業所を対象に「古物商 専門家サポートプラン」を提供開始すると発表した。従来は書類作成までにとどまっていたが、ブリッジコンサルティンググループの行政書士法人Bridgeのサポートにより、オンラインで古物商の許認可申請までを完結可能になったという。

 freee許認可は、煩雑な許認可申請書類をオンラインで作成できるサービス。入力フォームに必要情報を入れるだけで、許認可手続きに必要な書類を自動作成でき、提出手順や提出先も自動表示してくれるため、時間をかけて調べたり、書類を作成したりしていた時間を削減できるという。

 同サービスではすでに、軽貨物営業届や古物商営業許可、飲食店営業許可、理容室美容室開業、宅建業免許、建設業許可などさまざまな申請に対応しているが、今回はこの中の古物商営業許可の申請に関して、専門家によるサポートが付加された「古物商 専門家サポートプラン」を提供する。

 freeeによれば、古物商営業許可を取得するためには、事前に警察署の窓口へ相談にいき、その後窓口にて直接書類を提出する必要があり、平日の日中に時間を確保することになるため、仕事で忙しい人が申請する際の負担になっているとのこと。しかし同プランでは、freee許認可で作成した書類と証明書類を郵送すると、専門家が警察署の窓口での事前相談と窓口での提出を代行してくれるため、こうした負担が軽減されるとしている。

 料金は3万円(税別)で、許可証は、審査後約1週間で届けられるとのことだ。なお今回は、東京23区内に本社所在地がある事業所が対象となる。