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東芝デジタルソリューションズ、DBのマネージドサービス「GridDB Cloud」の無料プランを提供

利用期間の制限なく、共有環境を無料で利用可能

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は6日、高頻度で大量に発生するIoTデータやビッグデータの管理に適したデータベース「GridDB」のクラウド版「GridDB Cloud」において、新版「同 V2.0」を提供開始すると発表した。期間の制限なく無料で利用できる新プランなどを追加している。

 GridDBは、東芝デジタルソリューションズが、産業や社会を支えるシステムを構築・運用してきた知見・実績を基に開発した、スケールアウト型データベース。GridDB Cloudは、このGridDBがオンプレミスで提供してきた性能や安全性を担保しつつ、パブリッククラウド上のマネージドサービスとして提供することで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やアジャイル開発のニーズに応えているという。

 今回の新版では、GridDB Cloudをさらに導入しやすくするため、従来の有料プランに加え、使用期間に制限のない無料プランを新たに用意した。vCPUやメモリを専有できる有料プランと異なり、これらは他ユーザーとの共有となるほか、ストレージが10GBまでに制限され、DBリクエストについても10分ごとに3000回の制限が設けられた。

 問い合わせについても、東芝デジタルソリューションズの保守窓口を利用できる有料版と異なり、コミュニティ運営のフォーラムでの対応となる。

 なお、無料プランは有料プランへの移行に対応しているので、事業規模が小さい段階では無料プランを活用しつつ、事業が拡大し、データの容量や処理量が増えてくれば有料プランに移行する、といった利用法が可能としている。