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タレントマネジメントシステム「カオナビ」と、SaaSアカウント一元管理ツール「BUNDLE by freee」がAPI連携

カオナビで更新したメンバー情報を、BUNDLE by freee上のメンバー情報に自動反映

 株式会社カオナビとfreee株式会社は8月31日、カオナビのタレントマネジメントシステム「カオナビ」とfreeeのSaaSアカウント一元管理ツール「BUNDLE by freee」が連携開始したと発表した。これにより、カオナビで更新したメンバー情報が同期なしで、freeeのシステムに反映されるようになる。

 カオナビは、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といったタレントマネジメントの実現を支援するサービス。

 一方のBUNDLE by freeeは、入退社および異動時における、SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化するツール。外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しも自動化できるほか、それらの大本になる人事データの統合を行うことも可能だ。

 従来、カオナビ上のメンバー情報を他サービスに連携する際は、APIを利用した定期的な情報の取得が必要だったが、カオナビが公開したAPIv2機能「kaonavi Webhook」を活用した連携を行うことで、カオナビ上のメンバー情報を変更すると、BUNDLE by freee上のメンバー情報に自動で反映されるようになる。

 そのため、カオナビとBUNDLE by freeeを同時に利用している場合は、カオナビ上のメンバー情報を変更するだけで更新作業が完了するとのこと。また変更内容に基づいて、対象メンバーのSaaSアカウント発行・削除も自動で完結するとしている。