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人事労務クラウド「freee人事労務」、出社回数に応じた通勤手当の支給に対応

ハイブリッド勤務時の柔軟な通勤手当支給を実現

 freee株式会社は15日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」において、通勤手当の計算機能を強化し、出社回数に応じた通勤手当の支給に対応したと発表した。

 freee人事労務は、中小企業の人事労務管理の効率化を支援するクラウドサービス。勤怠管理や給与計算から、年末調整、入退社手続きなどの業務までを一気通貫で効率化できる点が特徴としている。

 今回のアップデートでは、freee人事労務の通勤手当の計算機能を強化し、出社回数に応じて通勤手当を支給できるようにした。出社回数は「勤怠タグ」機能によって集計するほか、ワークフローでの申請も可能となっており、今後はモバイルでの申請にも対応予定だ。また出社回数が多く定期代の金額を超える場合は、定期代の金額を上限とする設定も可能となっている。

 なお、こうした機能を追加した背景には、新型コロナウイルスの流行を機に、在宅勤務と出社の両方を取り入れたハイブリッド勤務を採用する企業が増えていることが挙げられる。この場合、定期代を毎月定額で支給するのではなく、出社した回数に応じて毎月変動する通勤手当を支給しているケースが多く見られるため、freee人事労務の機能アップデートによって対応したとのこと。