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ソニーワイヤレスコミュニケーションズ、ローカル5Gを活用したサービスプラットフォーム「MOREVE」を提供

 ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社(以下、SWC)は2日、ローカル5Gサービスを提供する「NURO 5G」から、法人向けサービスプラットフォーム「MOREVE(モアビ)」を開始し、法人向け事業に参入したと発表した。

 MOREVEは、スポーツ・イベント会場やクリエイターの制作現場など、エンターテインメントの現場における顧客の課題解決や新たな価値提案を通して、感動体験の提供を目指すサービスプラットフォームで、通信サービスをベースにさまざまなサービスを展開していくとしている。

 SWCでは、MOREVEの第一弾サービスとして「ローカル5G回線」を提供。これまで、有線接続ではケーブルによる移動制限や接続台数の制限を受けていた場面、あるいは、無線接続では安定性に難があった場面などで活用できる。

 サービスは、「施設管理者向け」と「施設利用者向け」の2つのプランを提供。プラン1は「施設管理者向け」のプランで、施設への基地局設置からローカル5G回線を含むさまざまなサービスまでをセットにして提供する。

 プラン2は、「施設利用者向け」のプランで、SWCが基地局を設置した施設で、イベント主催者などにローカル5G回線を含むサービスを提供する。具体的には、イベント主催者が事務局専用の通信回線としての使用や、イベント出展者向けの専用回線として使用できる。

 SWCは、ローカル5Gの法人向け事業にMOREVEで参入し、エンターテインメントをはじめとしたさまざまな現場に新たな価値を創造し、提供していくとしている。