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ソニーワイヤレスコミュニケーションズ、ローカル5Gを用いたキャッシュレス決済環境を提供するサービス

イベント会場等でのキャッシュレス決済環境整備を支援

 ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社(以下、SWC)は20日、ローカル5G環境を提供する法人向けサービス「MOREVE(モアビ)」において、イベント会場等でのキャッシュレス決済環境整備を支援する「キャッシュレス決済サービス」を提供開始すると発表した。

 キャッシュレス決済サービスは、SWCが構築したローカル5G回線とともに、店舗等で利用するキャッシュレス決済端末をレンタルするサービス。MOREVEのローカル5G環境を利用して通信を行うため、イベント会場などにネットワーク回線を敷設することなく、オンライン決済サービス「Square」による決済環境を用意できるという。

 また、来場者が使う携帯電話等の無線通信とは別の回線で決済の通信を行えるほか、同サービス上で通信を行う端末の数も管理できるので、イベント中に急激な通信端末の増加がなく、キャッシュレス決済端末が安定した無線通信を行える点がメリット。多くの来場者が集まった場合でも、店舗等の出展者はスムーズな決済処理が可能になるとした。

 なおサービスでは、施設管理者とSWCが契約する形式の「定常利用プラン」と、イベント出展者とSWCが契約する「短期利用プラン」の、2つのプランを用意した。前者では1年の最低契約期間が設けられているが、後者は数日間などの短期契約も可能なプランとなっている。