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ネクスウェイ、請求書受領・明細突合サービス「トッツゴー」の突合精度向上と経理事務の負荷を軽減する新機能追加

 株式会社ネクスウェイは1日、請求書の受領代行から、独自の項目認識AI技術を用いたOCRによるデータ化、自動突合、承認、電子保管までをワンストップで行う、製造・卸売業向け買掛業務改善クラウドサービス「トッツゴー」について、クラウド請求書受領・明細突合サービスの突合精度を向上させるとともに、経理事務の負荷を軽減する3つの新機能を追加したと発表した。

 ネクスウェイでは、経理事務において、多くの企業で請求データと仕入確定データを一行ずつ目視で確認する突合作業が大きな負荷になっていると説明。そこで、繰越明細など、より複雑な請求書条件にも対応すべく、「トッツゴー」の明細突合ロジックを改善し、突合精度を向上させることで、突合作業を自動化した。

 取引先単位の突合では、顧客の基幹システムから取り込んだ膨大な仕入確定データから、請求書の突合対象となる範囲を取引先単位でひも付ける。請求データと仕入確定データの合計金額の突合では、請求書の鑑合計金額と、仕入確定データの合計金額を突合する。明細単位のペアリングと明細金額の突合では、項目認識AIでデータ化した請求書レコードと仕入確定データを明細単位で突合する。

 突合精度が上がったことで、何千行にもおよぶ大量明細の確認工数を約8割削減し、経理事務の負荷軽減、およびコスト削減を実現するとしている。

 また、経理事務の負荷を軽減する新機能として、取引先単位の突合管理機能、突合フォルダ管理機能、請求書電子保存機能を追加。「トッツゴー」の画面上で一元管理が可能になった。

 取引先単位の突合管理機能は、取引先ごとや支店ごとの請求金額、仕入確定データの金額、請求金額と仕入確定データの金額の差額、未計上合計金額などの確認と一元管理ができる。突合フォルダ管理機能は、取引先の締め日や支払単位での管理を可能にし、優先すべき作業を可視化する。請求書電子保存機能は、請求データをクラウド上に保存することで、紙で受け取った請求書の保管などにかかっていたコストを削減する。

 ネクスウェイでは今後、「トッツゴー」について、より柔軟なオペレーションに対応するため、経理事務のさらなる負荷軽減を考慮したUI/UXデザインを実装するとともに、チケット管理機能やアカウント権限管理機能、請求データのエクスポート機能、社内ワークフロー機能などの機能追加を予定するとしている。