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ネクスウェイ、製造・卸売業向けの請求書受領・明細突合サービスを提供

請求書と仕入確定データの突合作業を自動化可能

 株式会社ネクスウェイは14日、製造・卸売業向け買掛業務改善サービス「トッツゴー」の「クラウド請求書受領・明細突合サービス」を提供開始すると発表した。これにより、請求に関する支払処理業務や、買掛業務において支払金額を特定するために人手で行っていた、請求書と仕入確定データの突合作業を自動化できるという。

 新サービスは、請求書受領代行から、独自の項目認識AI技術を用いたOCRによるデータ化、自動突合、承認、電子保管までをワンストップで行うクラウドサービス。ネクスウェイのBPOセンターにて、請求書受取、郵送物の開封、請求書のPDF化、「トッツゴー」への登録までを実施してくれるため、多様な形式の請求書を集約できる。また、受取状況、AI-OCRによるデータ化の進捗は一目で可能なほか、改正電子帳簿保存法の要件を満たした請求書の保管にも対応する。

 さらに、請求データと登録された仕入確定データから、鑑合計金額の突合と、各明細単位の突合を独自のAIで実施し、不一致がある場合は即時に要因を特定可能な点も特長。不一致一覧はダウンロードでき、不一致の要因を特定する社内確認を迅速に行えるとした。

 ネクスウェイでは、これらの機能を利用すると、請求に関する支払処理業務や、買掛業務において支払金額を特定するために人手で行っていた請求書と仕入確定データの突合作業を自動化でき、不一致要因の確認作業の省力化、および業務の標準化を支援するとしている。

 なお2023年10月には、リアルタイム突合機能や、締め日ごとの突合管理、支店単位の請求処理等、柔軟なオペレーションに対応できる機能追加を予定しているとのことだ。