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エレコム、PoE+給電対応のアンマネージド1000BASE-Tスイッチを12月上旬に発売

5ポート/8ポート/16ポート/24ポートの4モデル

上から、5ポートモデルの「EHB-UG2D05-PL」、8ポートモデルの「EHB-UG2D08-PL」、16ポートモデルの「EHB-UG2D16F-PL」、24ポートモデルの「EHB-UG2D24F-PL」

 エレコム株式会社は、PoE給電に対応したアンマネージド型の1000BASE-Tレイヤ2スイッチ4製品を、12月上旬より販売開始すると発表した。5ポート/8ポート/16ポート/24ポートの各製品が提供される。

 新製品は、全ポートが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応した、アンマネージド型のレイヤ2スイッチ。動作時環境温度50℃に対応し、放熱性に優れた堅牢なメタル筐体を採用しているほか、5/8ポートモデルは耐熱設計によるファンレス仕様となっており、静音性にも優れているという。

 また、8/16/24ポートモデルは全ポートがPoE+給電に対応しており、ポートあたり最大30Wまでの給電に対応。スイッチ全体では、8ポートモデルが最大120W、16ポートモデルが最大210W、24ポートモデルは最大380Wまでの給電に対応する。5ポートモデルは4ポートがPoE+給電に対応し、スイッチ全体では最大78Wまでの給電が可能だ。

 このほか、5/8ポートモデルはループ検知機能を、16/24ポートモデルはループ防止機能を搭載し、ループ発生時の通信障害を軽減。また、らくらく節電E機能により、IEEE 802.3azに対応した機器との組み合わせで自動的に省エネを実現するとした。

 価格(税込)は、5ポートモデルの「EHB-UG2D05-PL」が2万1032円、8ポートモデルの「EHB-UG2D08-PL」が2万7687円、16ポートモデルの「EHB-UG2D16F-PL」が5万4307円、24ポートモデルの「EHB-UG2D24F-PL」が7万279円。

 保証は3年のセンドバック保守に標準対応するほか、ユーザー登録した場合は、2年間の延長保証(合計5年間)が提供される。また、オプションで各種保守サポートも用意された。なお各モデルとも、IEC61000-4準拠のイミュニティ試験をクリアしており、24時間稼働を求められるスイッチにふさわしい信頼性と長寿命を実現したとのことだ。