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PwC Japanグループ、サイバーセキュリティの知見を集約したナレッジデータベース「CISO Cyber Concierge」を拡充

 PwC Japanグループは12日、サイバーセキュリティの知見を集約したナレッジデータベース「CISO Cyber Concierge」を拡充すると発表した。価格は、月額50万円から。

 CISO Cyber Conciergeは、欧米や中国、東南アジアなどの世界各国・地域を対象に、サイバー・デジタル・AI・プライバシーに関する規制の最新動向をリアルタイムで更新するナレッジデータベース。また、約200本あるサイバー関連の洞察やレポートも随時拡充する。

 加えて、チャット機能による質疑応答を提供し、プロフェッショナルからの回答内容を閲覧できる環境を整備した。こうして、PwCの知見を包括的に提供し、日本でビジネス展開する企業のサイバーセキュリティ対策の向上を支援するとしている。

 なお、このデータベースは、主に以下の6つの機能で構成されている。

PwC Knowledge:サイバーセキュリティや国内外の関連ルール、企業の取り組み事例などに焦点を当てたインサイト、レポートを掲載

Global Security Regulation:サイバーやプライバシー、IoT、AIといったデジタル技術にまつわる世界の法制・ガイドラインの動向や詳細情報を網羅

Cyber Incident:世界各国で発生したサイバー攻撃事例を週次でアップデート

Vulnerability Report:デジタル製品の脆弱性情報や深刻度をリアルタイムに掲載

Cyber Intelligence:サイバー攻撃と地政学リスクの分析を組み合わせ、攻撃の背景を読み解くレポートや政府機関の注意喚起などを掲載

Inquiry List:登録者からPwCへの相談内容と質問への回答を一覧可能。回答済みや対応中、といった質問ごとのステータスも把握できる

さまざまな情報を目的ごとに即時検索できる(サービスのWebページ)