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PwCコンサルティング、ローコード開発プラットフォーム「Digital Maker」を提供

 PwCコンサルティング合同会社は12日、高速開発に適したローコード開発プラットフォーム「Digital Maker」を提供開始したと発表した。利用企業の要望に応じたオンプレミス形式での提供となる。

 Digital Makerは、エンタープライズ向けシステムのセキュリティ提供と迅速なデリバリーを可能にするローコード開発プラットフォーム。従来の開発速度より最大10倍の速さでシステム開発を実現できる点が特徴で、すでにグローバルで複数のPwCテリトリーやクライアントに導入実績を持っているという。

 アジャイルベースのローコード開発に対応し、既存のビジュアルモデルや構築済みのフォームが用意されているので、開発の手間を省けるほか、視覚的にワークフローを設計できる機能や、機械学習によって読み取り精度を改善できるAI-OCR機能(英語、中国語対応)、データの可視化を実現するための、リアルタイムに統合された分析、洞察、レポート機能なども備えている。

 また作成したアプリケーションは、PCだけでなくタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末でも利用可能。多要素認証と包括的なアクセス制御、データの暗号化といったセキュリティ機能も利用できるとした。