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富士通、法人向けPCの新製品19機種を発表、秘密分散ソフト「Local Data Protection」も提供

LIFEBOOK U9413/N
ESPRIMO G6012/N(ディスプレイは別売)

 富士通は10日、法人向けPCの新機種として、Windows 11および第13世代インテルCoreプロセッサーを搭載可能なノートPC「Fujitsu Notebook LIFEBOOK」10機種、デスクトップPC「Fujitsu Desktop ESPRIMO」4機種、PCワークステーション「Fujitsu Workstation CELSIUS」5機種を、10月中旬から順次提供開始すると発表した。

 新製品は、Windows 11最新版の「Windows 11 2022 Update」を適用。LIFEBOOKの全機種、「ESPRIMO G6012/N」(液晶一体型モデル)、「CELSIUS U7413」では、フロントカメラが標準搭載となり、リモート会議での利用に加え、「AuthConductor」やWindows Helloによる顔認証で活用できる。

また、CELSIUS M7010/R970では、SSD 256GB標準搭載により基本性能向上を図るとともに、SSD 2TB×2搭載まで拡張性を高めることで、より幅広い業務への対応を可能とした。

 合わせて、情報漏えいを防ぐ秘密分散ソフトウェア「Local Data Protection for FAT PC(以下、Local Data Protection)」を新規に提供開始する。Local Data Protectionは、従来提供の「Portshutter Premium Attachecase」の機能を引き継ぎ、秘密分散技術を用いてPC内のファイルを無意味化してから分散保存するソフト。PCを紛失・盗難した場合も、分散保存されている2つの分散片が揃わなければファイルは復元できないため、重要なデータを守り、第三者に漏えいするリスクを軽減する。

 製品の販売価格(税別)は、ノートPCの「LIFEBOOK U9413/N」が48万6300円から、「LIFEBOOK U9313X/N」が43万5900円から、デスクトップPCの「ESPRIMO D9012/N」が28万1400円から、「ESPRIMO G6012/N」が20万9800円から、PCワークステーションの「CELSIUS M7010」が45万3600円から、「CELSIUS R970」が82万8800円からなど。